古代米の田植え!!  2001/09/27


  私たち現代人(特に都会に住む人々)は大気や水の汚染など自然環境の悪化に加え、オフィスや家庭での複雑な人間関係などによるさまざまなストレスに囲まれて生活しています。こういったものに打ち勝って上手に自分をコントロールするには強い心と健康な体が欠かせません。
私自身一度大きく体調を崩し、何ヶ月もの入院をしてみて痛感した大切なものが心と身体の健康!これなのです。身体が言うことをきかないと笑顔も消え希望すらわいてきません。  十分な睡眠・バランスのよい食事・適度な運動など日常の基本的な生活リズムを整える努力が必要なのはもちろんですが、もう一つ何か自分のペースで実践していくための潤滑油となるものが欲しい。そう、心からワクワクするような何かが・・・  

今、私には大切なものが2つあります。ひとつは仕事となっているアロマテラピー。自然の香りに包まれて心と身体をゆったりと解きほぐす、、、。ふたつめは“農”。これを今日はご紹介したいと思います。  もちろん毎日畑や田んぼへ出かけていき、農作業をすることは出来ないものの、私には年に一度の田植えと稲刈りがとても大切な行事となっているのです。

愛知県渥美半島の先に位置するえひまというところに20年近く無農薬での作物作りを手がけているファミリーがいらっしゃいます(どろんこ村)。 活動の基本的コンセプトは「自然」と「生命」。 農業から教育までを一つの大切な流れだととらえ、夏にはたくさんの子供たちをファームステイと言う形で農業に携わらせています。ボランティアで集まったこれまたたくさんのお兄さん、お姉さんたちと朝の山羊の乳搾りから野菜の収穫、鶏小屋での卵拾いなど、ひとつひとつの作業ををじっくり体験させていきます。

土の中にはミミズがいること。どうしてミミズが大切なのかということなどを伝えることもテーマのひとつです。また、鶏の解体を見ることが出来る子には見せる。スーパーで売っているきれいにカットされ、パックされたものではなく、残酷なようだけれども人間が生きていくために鶏の命を頂いているんだということを直に見せることも生きていく循環のひとつと考えさせるのです。そんなことをこの4年間、このファミリーと語り合いながら活動を続けてきました。

 私と十数人の仲間もこの5月、古代米の田植えをさせていただくためにどろんこ村に行って来ました。小雨がぱらつく中、昨年よりも上手くやろうと張り切ってやりました。田んぼの隅から隅までひもでつって植えていく線を作る。木箱に苗を入れて引っ張りながら、その線に沿って植えていく。ヒルがいるかも、とか汚くなっちゃうなど裸足でどろどろの土の中に入ることに躊躇していた人たちも一旦田んぼに足を踏み入れたらそんな心配はどこへやら。柔らかい土が脚の指をすり抜けていくあの何とも言えない感触、子供の頃のどろんこ遊びを思い出しながら自然のクレイパックを満喫しました。

そして今回目玉となったのが苗を入れて引っ張るひも付きの箱!これのおかげで仕上がりが前回に比べとても美しくできました。2人1組で植える、苗を移動するがスムーズにいくわけです。 この苗が秋を迎える頃、さわさわ、ざわざわと風に揺られて頭を垂れている情景を思い浮かべてみた。私はそれだけで幸せな気分になる。

古代米は普通の白米の倍ほどの高さに成長するから稲刈りも大変である。古代米・黒米は元々この日本の地に自生していたわけだから強い生命力を持っているので育てやすい。とは言っても植物ですから住んでいる場所やその年の気温により生育の仕方や味は変わってきます。

この文章が出る頃はもう稲刈りです。また我々は鎌を持ち、タオルを首に巻いて大きく成長した黒米を刈ってきます。(今年は豊作だった)これが田植え以上に大変な作業であり、楽しみでもあるのです。

 花にしても野菜にしても、香りに包まれること食べることは得意だけれど、その育て方やどんな風に土や太陽と関係してるのか知らないではつまらないじゃないですか。私たちはお米、野菜、ハーブなどと深く関わりはあっても大切なことが分かっていないことが多いのではないでしょうか?

 この毎年の経験を通じて自然の大切さ、自然との共存そして循環・・・こういったことを勉強していけることが幸せだと感じています。あとはこの黒米をリゾットにしたり、白米に混ぜておいしく栄養を採る。  今回の田植えは子供たちも参加した。ぬかるみに入ってびっくり!苗を2〜3本植えたら後はカエル採りに大はしゃぎ!! またこれもよし!!!


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