2000年12月6日

渥美町長候補・町議補選候補

             

渥美町の農業を考える会

代表:小笠原弘

質    問    状

ご健勝をお喜び申し上げます。

 我々、若い農業者グループは、一連の渥美町行政の不祥事に大変失望いたしました。完全に腐敗の膿を出しきり、10年先の町政に明るい展望がもてる政治基盤の確立を期待します。

農業は大変な状況にあります。農産物輸入自由化の流れは渥美の農業経営も圧迫しています。

循環型の社会をつくることが、今、世の中の大きな流れです。

この渥美町にも、畜産の廃出物や家庭の生ゴミを生かして、農地に還元し有効利用することが地域内循環を進めることになるでしょう。そうして、環境にやさしい農業をめざすことがより農産物をつくるうえでも有効であり、町のイメージを高め、ひいては、農産物の販売促進にもつながります。さらに観光ともむすびつけて、他産業の発展にも貢献できる道だと確信します。

体験型の農業(グリーンツーリズム)も都会では求められており、市町村でも、積極的にとりくむところも増えてきています。

これらのことをすすめるうえで、ITを使った情報発信にもとりくんでいく時でしょう。

渥美町の基幹産業である農業の将来への展望をどのようにお考えなのかを中心にご質問をしたいと思います。

 ご多忙中と存じますが、ご返事を12月8日までに下記までいただきたくお願いいたします。

選挙でのご健闘を祈ります。

〒441−3605             

愛知県渥美郡渥美町大字江比間字西砂畑21−1

TEL:0531−37−0996 

FAX:0531−32−3700 

Emailatumi@doronkomura.com

質問1 .八ヶ漁協振興事業連合会にかかわる容疑についてあなたはどのように対処しようと考えますか。また、他の補助金支出団体と町職員の汚職についてもご質問します。



質問2 .北海道ニセコ町長逢坂氏は、町政のありかたとして、情報公開、住民参加のしくみづくり、町職員の意識改革を基本としていますが、あなたは具体的にどのような政治姿勢で町政にとりくまれますか。




質問3. 渥美町の基幹産業である農業への展望をお聞かせください。

  1. 産農家も耕種農家も利用しやすいような堆肥センターにするためにはどうしたら良いと考えますか。



  2. 生ゴミは現在、焼却していますが、環境のうえからも有効利用がもとめられています。どう考えますか。



  3. 若い農業経営者の育成についてどのようなことが必要と考えますか



  4. 保育園や学校の給食の食材には地場産の安全性にも留意したものを使うべきだと思いますが、どう考えますか。



  5. 観光ともむすびつけた体験型農業(グリーンツーリズム)を渥美町ですすめることにどう考えますか。本来、農業には教育的な要素があります。渥美町にも遊休農地や自然環境を生かした子どもたちのための遊びと学習の場(農業公園)をつくることについてどう考えますか。




回答書

  1. 現在は司法によって取調べ中であるので、その結果を踏まえ、議会と町民(開く時間がないかもわからないが)の意見を聞き対処する。
    補助金支出団体については、必要ないものは中止、又は再検討する。町職員については今後は係長・課長等に部下の管理を徹底指導させる。

  2. 機構改革を実施し、現在の部長制を廃止し、課長を住民対話の窓口とし積極的に話し合う町制を実施する。

    1. 農協を核にし、現在不評の堆肥センターの改善に積極的に取り組む。
    2. 渥美町の清掃センターは、昭和51年に建設し老朽化しダイオキシンの問題もあり現在郡一本での広域化を考えているのでその中で検討したい。
    3. 今後は若者と意見交換の出来る場をつくりたい。
    4. 保育園・学校での使用する量的な問題もあり、継続的に一定量が必要となるのでその点を確認しないと難しい。
    5. 渥美町の観光と基幹産業の農業を結びつけることは、観光客誘致に大きく貢献できるので賛成である。
    6. これからの子供たちに本当の作物の季節時に何が収穫できるのか、自分でやることが大いに学習のためとなるので賛成である。


渥美町長候補
上村 憲二 

回答書
    • 先づ稚貝放流についての町の独自調査をし公表する。
      犯罪が成立すれば補町金返還措置も考えるべきだ。
    • 原因の調査を徹底して行うべきだ。

    • 完全な情報公開
    • 住民との対話集会
    • 山形県温海町にみられるような百人委員会
    • 幹部の姿勢が職員に敏感に反映するもの。先づ幹部から。

  1. 農業政策はかなりむずかしいもの、当面生鮮野菜と施設園芸の充実
    1. 今のところ農協堆肥センターは有効ではないか。
    2. 先づ家庭内での処理で出来るだけ量を減らす。そのための助成も考える。
    3. 農業への魅力はこれから増えるであろう。Uターン農家のことも考える。
    4. 大変必要でありいいことだ。
    5. 好いことだと考える。
    6. やってみてもいいでしょう。


渥美町長候補
山本 道雄 

回答書
  1. まことに残念。原因を徹底的に分析し、二度とこのようなことを繰り返さないようにする。

  2. 「やって下さい」「やってやる」というのではなく、住民一人一人が「私はこうする」「これができる」と積極的に町づくりに参加するよう意識改革をする。
     開かれた政治、みんなでつくるアツミ町

    1. 官民一体となって環境保全型農業を推進する。
      環境にも人にもやさしい有機肥料に普及
    2. 生ゴミ処理機の普及につとめ、環境型社会の促進
    3. 体験学習する場や情報提供、指導者確保、支援体制の確立
    4. その通りだと思います。
    5. 減少傾向にある観光客の誘致対策としても大切なことです。
      都市と農村との交流、人との出合、余暇活動の充実、経済効果といったメリットが期待されると考えます
    6. 農業体験の通じて、情操教育、環境教育などを進めることは何よりも子供たちの「生きる力」を醸成していくことであり、大切なことと考えています。


    渥美町長候補
    山田 源男 

回答書
    • 現在、地検で捜査がなされて、資料が押収されている為、町としては、すぐには解明できませんが、できる限り捜査に協力していきます。その上で、町としても解明に全力をあげ、内容を明らかにしたい。
    • 補助金については原則として、事業に対して行うようにしていく。(団体についても、その事業
    • まず、観光協会の会長に町長がならないようにし、同時に今まで起った事件についても解明し、知り得たことは、町民に知らせる。
  1. まったくその通りだと思います。情報公開条例は12月にできるはずでしたが、現在、できるだけ知り得る情報は公開すべきだと考えています。住民参加は直接対話の場を設けることにより、汲み上げる。町職員の意識改革については、庁舎内に「意見箱」設置により公僕としての意識を高めたい。
    1. 農協が主体となってやる事業も、民間(農家やグループも含む)が主体となってやっている事業も、研究開発など積極的に、補助などして、対応をする。
    2. 町としては、あらゆる情報を研究して、環境に最もよいやり方を取り組む。
      • 町独自の研究発表の場を設け、成果あるものについては、助成していく、資金がなくても農園を設け、英知を結集していきたい(Iターンなども含む)
      • 都市や都市住民との交流できる場をつくっていきたい。
    3. その通りだと思います。できるだけ、それに沿ったような形で、取り組んでいきたいと思います。(食材が少々高くなっても、安全性に留意したものを使いたい)
    4. 都市住民に対して、町として農園を貸すような事も含めて、考えていきたいと思います。その際に、ケガをした時の事を考えて、災害保険料を助成していきたい。
    5. 大変よいことだと思います。と同時に、農業以外の職業についても体験できる方策の場を考えていきたいと考えています。(5と同じように保険もつけるよう考えています)

渥美町長候補
小瀬すま子 

回答書

  1. 事件の全容解明をし、その内容を町民の皆さんにきちんとお知らせする。
    補助金の交付に当たっては、単位漁協への交付に限定し、町がきちんと監督する。公共事業は、1社に集中することがないよう、入札資格業者は公共事業終了業者を持って対象とする。補助金の交付は団体に対してするのではなく、その団体がおこなう事業に対して交付するようにする。
    観光協会の会長には町長がならないようにする。

  2. その通りです。町民が主人公の町政を進めるために情報公開条例を制定し、町政の全容を住民に公開し、住民参加の町政をつくる
    公務員が利害関係者から接待を受けないのはあたりまえのことであり、職員倫理条例をつくり清潔で公正な行政を確立する

    1. 耕種農家が使えるような有効な堆肥ができるように堆肥づくりの技術の充実をすすめる。
      価格についても安価になるよう助成をする。
    2. 生ゴミは、もともと農漁業の生産から生み出されたものであり、農地に還元するのがもっとも適当。良質な有機肥料にし、農地や家庭菜園、花壇などに還元できるよう研究調査し取り組む。
    3. 何よりもまず若者が将来の農業経営に展望が持てるよう、あらゆる農産物の総自由化を進める政府に対し、WTO協定の改訂、緊急輸入制限の発動、米の値幅制限の復活を進めるよう求めていく。
      その上で町として、新規就農への助成や、新しい技術の試験研究や実践などを進める個人やグループにも助成おこない、交流発表の場を設ける。
    4. 地場にある農産物については地場のものを使うは地域経済のためにも良い。同時に地場の生産者との交流、農業体験なども進め、食と農に対する理解や生き物に対する考え方を養うなどの教育の見地からも重要である。
      子供の健康のためにもできるだけ安全性に留意したものを使用する。
    5. 都市生活者の安らぎ、都市と農村の交流による、食と農、農村の大切さの理解を進める上でも多いに進めるべきである。
    6. 箱ものを作るのではなく、自然環境を生かしたものであればいい。


町会議員候補
鈴木 和明
 

回答書

渥美町の農業を考える会
小笠原弘 様


はじめまして。
先日はご質問状をお届けいただきありがとうございました。
内容を熟読させて頂き、小笠原様をはじめ渥美町の農業を考える会の皆様が、真剣に、これからの渥美をお考えであると感じ、共感させていただく部分が多々ありました。

ただ、このご質問上の個々の回答につきましては、公職選挙法に抵触する恐れがあり、私個人と致しましてはたいへん不本意ながら、今回は差し控えさせていただきたく存じます。渥美町の農業を考える会の皆様のますますのご活躍を心からお祈りいたします。

不十分な回答になりましたことを心よりお詫びいたします。なお今回の選挙を通し、公職選挙法改正の必要を強く感じました。


町会議員候補
山本 浩史 

回答書

    1. 現状
       JA愛知渥美町堆肥センターは、平成11年から稼動し、63戸の畜産農家が利用しています。
       現在、畜産農家が満足できる受入体制とは言えません。その理由は、酪農農家の搬入する糞尿の水分率が70%以上と高いため、製品製造に時間がかかり受入量に制限がかかるということが大きな原因です。
       さらに、水分量が高いことが原因で製品のPH・EC値が高く、耕種農家が使いやすい堆肥にするためには水分調整材の導入の検討など各種の努力をしています。
        JA愛知渥美町堆肥センター
         事業年度   平成9・10年度
         事業費     765.224.000円
         処理量(計画) 62.214t/年
    2.  ご意見のとおり、厨芥類(生ごみ)の減量、再利用につきましては、町として真剣に取り組むべき課題だと認識しております。
       現在、清掃センターにおいて焼却している可燃ごみの50%は(重量比)以上が生ごみあります。この生ごみをごみとして処理するのではなく、貴重な資源(堆肥)と考え、再利用の促進をすることは、堆肥の需要も高い本町においては有意義なものであると考えます。
       近年、生ごみを堆肥化し、農耕地に還元するシステムも徐々に取りざたされています。それには、作物への影響(有害性など)、堆肥としての安定した品質・量の確保、設置場所(悪臭問題)等、様々な諸問題が考えられます。また、なによりも農耕地の堆肥として使用する場合は、ビニール等の混入が大きな課題であります。このため、現状の導入については、時期尚早と思われますが、今後、住民の協力による分別の徹底を図り、より一層の技術革新の進展、システムの確立がなされ、もっと多くの異物の混入を防ぐことができれば導入を検討していきたいと思います。
       実事業としましては、平成4年4月から一般家庭に対し、ごみ減量容器(コンポスト・生ごみ処理容器)の推進、また平成12年4月からは、電気式生ごみ処理機の補助制度(購入金額の2分の1、上限30.000円)を設け各家庭における生ごみの自家処理、再利用を推進しております(現在までに約940件の補助申請があり、880件の補助を交付しています。)
       また今後、公共機関をはじめ、町内のホテル、旅館等、事業所から排出される生ごみの減量化対策として、大型生ごみ処理機の導入斡旋等、各事業所においての食品廃棄物の自家処理を推進すべく、機器の実験等、検討を行っております。
       生ごみ対策は、ごみ行政におけるごみ減量化、ごみ処理の観点だけでなく、労働力不足に悩む農家の生産性向上(良質の土づくり)の面からも、今後、最新の情報を収集、分析するように努め、廃棄物循環型社会の構築をめざして、町としての方向性を検討していくことが不可欠であると考えております。
    3. 現状
       渥美町には、渥美町4Hクラブ連絡協議会・渥美町青年農業士協会・渥美郡ニューファーマー育成会議の組織があります。会員はいずれも18歳〜35歳で構成され、研修会、プロジェクト発表会、情報交歓会などの事業を行っています。
       組織
        渥美町4Hクラブ連絡協議会
          会員数 48名
          事務局 渥美農業改良普及センター
        渥美町青年農業士協会
          会員数 23名
          事務局 渥美農業改良普及センター
        渥美郡ニューファーマー育成会議
          新規就農者を対象に研修を行っています。
           基礎コース(1年目の新規就農者)
           営農コース(2年目の新規就農者)
          事務局 渥美農業改良普及センター
      •  現在、保育園では、それぞれ地元の商店から給食の材料を調達している。たしかに地場産の安全性にも留意したものは、すべての食材が揃わないといった面もあるが、これを使用することは好ましいことなので、地元の商店が扱えば極力使用するよう心掛けていきたい。
      • 青果物納入については、地元食品組合、青果物店に納入をお願いしています。仕入れ先は、おもに地元青果物市場で仕入れるため野菜の旬の時は、地元の野菜等が納入され、旬以外の野菜については全国各地で生産された野菜等が納入されます。
         野菜については、食品組合に地元で生産された野菜を納入するようにとお願いしていないため、時には地元でキャベツが生産されている時期に、他見のキャベツ等が納入される場合があります。
         このようなことから、学校給食週間(毎年1月24日から30まで)に地元で生産したキャベツ、いちご、みかんを使用した献立を実施しています。
         今後も地元産の青果物をできるだけ使用するように考えています。
    4. 現状
       渥美町では、行っていません。
      • 現状
         伊良湖農村広場、日出農村広場、堀切運動広場、泉南部農村広場、亀山農村広場があります。
      •  各小学校では、町有地や民有地を借用し、学習活動の一環として四季おりおりの野菜を栽培しています。栽培した野菜等は給食に利用したり、交通安全週間に本町を訪れたドライバーに啓発品として配布を行っています。
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